一般社団法人日本CBRNE学会

最近の国内外の諸情勢からCBRNE災害対策の必要性が高まっています。
そこで、国民保護法に基づき、CBRNE災害対策の推進のため、医療、歯科医療、消防、自衛隊、海上保安庁、警察、保健所、地方自治体、自主防災組織など、防災・減災に携わる関係者が市民を守るために集う学会を創設し学会活動を展開します。

*CBRNE=シーバーンとお読みください

ごあいさつ

日本CBRNE学会 理事長 / 石井 正三

CBRNEとは、C:chemical化学的、B:biological生物学的、R:radiological放射線、N:nuclear核、E:explosion爆発、をまとめて表記したものです。これらの事象による特殊災害は「CBRNE災害」と総称されます。もう一方の概念は単一で単純な事象としての水害や地震などの「一般災害」になります。

東日本大震災は大規模なプレート境界型地震に起因しています。首都圏まで危機に陥れ、大津波が東日本の海岸地帯に襲いかかり、福島県の東京電力原発群が機能不全となって爆発事故に発展しました。災害事象は大規模化すればCBRNE事象を含んだ複合災害化する訳です。更に人口が密集しさまざまなインフラが集積した近代都市に災害が発生すれば、電力や水道それに情報通信や人流・物流の機能不全もきたす複合災害となります。ハブ化した港・空港・生産拠点が集積された工業団地などに発生すれば、燃料や様々な化学物質が巻き込まれ、検疫所やバイオ関連施設での生物学的試料の安全も問われます。今日的な災害において、現場での要援護者救助には、救難活動に従事するチームの安全確保の観点からも、災害発生冒頭からむしろ複合災害事象を念頭においた多面的なオール・ハザード・アプローチが求められます。専門的かつ複合的な観点から、現場を支援するオール・リソースによる多職種連携を組み上げる対応が必要となっているのです。 

複合事象対応には様々な方面からの学際的なアプローチが問題解決に必要となります。そのためには行政組織やさまざまな専門家が一堂に介するアカデミックな場においてデータベースを構築し、また情報共有することが求められます。今回発足する「日本CBRNE学会」が、時代に即した人命救助と健康支援や人道支援全般を支える多職種の方々の集うオープンプラットフォームとして機能することにより、危機に柔軟な対応ができるレジリエントな社会となり、未来にわたる日本の平和と安定に寄与することを期待しています。

 

更新情報

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
2024.11.27 [レポート]11/23第3回全国救護活動研究会学術大会 のレポートを掲載

2024.11.27 [レポート]11/07第1回シェルター研究会 のレポートを掲載

2024.11.14 【学術大会】02/23-24学術大会のオンデマンド情報を掲載

2024.10.30 【シンポジウム】オンデマンド配信中の2024.02.25シンポジウム視聴期間を延長しました

2024.10.30 【プレスリリース】2025.02学術大会のプレスリリース先を掲載

2024.10.15 【研究会】11/07第一回シェルター研究会 のお知らせを掲載

2024.10.12 【シンポジウム】2024年開催のシンポジウムのオンデマンド配信 のお知らせを掲載

2024.09.15 【学術大会】02/23-24複合(CBRNE)災害へのアプローチ のお知らせを掲載

2024.09.15 [レポート]09/08爆発・火災・煙/ガス(E)災害と熱傷・爆傷 のレポートを掲載

2024.07.31 【オンデマンド】09/08シンポジウムよりオンデマンド配信開始

2024.07.31 [レポート]06/30 化学(C)災害と環境対策 のレポートを掲載 

2024.06.22 【シンポジウム】09/08爆発・火炎・煙/ガス(E)災害と熱傷・爆傷 のお知らせを掲載

2024.05.23 [レポート]05/19能登半島地震救助・救護の教訓 のレポートを掲載

2024.05.21 【シンポジウム】06/30 化学(C)災害と環境対策 のお知らせを掲載

2024.04.23 【シンポジウム】05/19 能登半島地震救助・救護の教訓 のお知らせを掲載

2024.03.26 [レポート]03/10核・放射能(N/R)テロ・災害とシェルター のレポートを掲載

2024.02.29 [レポート]02/25 生物(B)災害と感染症対策のレポートを掲載

2024.02.29 能登半島地震の物資支援活動を掲載

2024.02.26 【講習会】03/10 核・放射線(N/R)テロ・災害とシェルター のお知らせを更新

2024.01.14 【講習会】03/10 核・放射線(N/R)テロ・災害とシェルター のお知らせを掲載

2023.12.21 [トピックス]10/31チェコ共和国副首相来訪 のレポートを掲載

2023.12.21 【講習会】02/25 生物(B)災害と感染症対策 のお知らせを掲載

2023.11.09 【シンポジウム】11/26 危機管理シンポジウム のお知らせを掲載

2023.11.01 一般社団法人CBRNE学会のサイトをリニューアルいたしました

シンポジウム・セミナー・講演

オンデマンド配信

ご好評につき、2024年開催のシンポジウムを
オンデマンド配信させていただきます。
下記ボタンから、詳細のご確認とお申し込みをお願いいたします。






第一回
日本CBRNE学会/NBCR対策推進機構
共同主催学術大会
CBRNE(複合)災害へのアプローチ
2025年2月23日(日)・24日(月祝)
後援:公益社団法人 日本医師会・全国消防長会

<参加費>
2025/02/14までのお申し込み
会員:¥6,000 非会員:¥10,000
2025/02/15以降でのお申込み
会員:¥8,000 非会員:¥12,000 

<オンデマンド参加費> 
2025/02/14までのお申し込み
会員:¥5,000 非会員:¥9,000
2025/02/15以降でのお申込み
会員:¥7,000 非会員:¥11,000 

※開催当日のオンライン配信はございません

本学術大会ブレスリリース先

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。 テキスト
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。 テキスト
◆日時
2025年2月23日(日)・24日(月祝)
09:30~17:00(受付09:30~)
◆場所
星陵会館 MAP
赤坂見附駅より徒歩8分
永田町駅6番出口より徒歩5分
◆参加費
2025/02/14までのお申し込み
 会員:¥6,000 非会員:¥10,000
2025/02/15以降のお申し込み
 会員:¥8,000 非会員:¥12,000
◆懇親会
23日は懇親会を行います(17:30~19:30)
 参加費:¥6,000
  *学生及び30歳以下半額
◆商品展示会
複合災害対策の関連商品を会場にて展示いたします
見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
開催概要
日本CBRNE学会・NBCR対策推進機構、共同主催での初の学術大会となります。

CBRNE(複合災害)を対策を大きなテーマに、2DAYSでの大きなイベントとなります。
当日は、それぞれの分野でのエキスパートを招いて座長式のセッションを中心に進行を行う予定です。また、災害商品の展示も併設予定であるのと、初日は本会終演後は懇親会も予定しております。

さらには、一般演題として6種のテーマの口頭発表とポスター発表を予定しております。
まさに、CBRNEの総合的な会となりますので、是非ご参加をお願いいたします。

本学術大会・懇親会のお申し込みは左記ボタンより、
企業展示&プレゼンテーション・小講演(口頭発表)・ポスター発表のお申し込みは、
下記リンクよりお願いいたします。
◆6種のテーマ
Ⅰ.生物(B)災害感染症対策
Ⅱ.化学(C)災害と環境対策
Ⅲ.巨大地震等複合大災害対策
Ⅳ.爆発・火災・煙/ガス(E)災害と熱傷・爆傷
Ⅴ.核/放射能(N/R)災害とシェルター
Ⅵ.その他
【企業展示】
防災・防護資機材展示・プレゼンテーションお申込み
【小講演(口頭発表)】
【ポスター発表】
見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

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トピックス

2023/10/31 
チェコ共和国副首相らが当機構を訪問され、CBRN対策についての意見交換会を実施しました。

能登半島地震について

令和6年1月1日(月)に発生いたしました能登半島地震により、亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災された地域の皆様の安全と、一日も早く日常生活を取り戻せますよう心よりお祈り申し上げます。当機構としましては、日本医師会様・日本歯科医師会様・全国消防長会様方と一緒にどのような対応が出来るかを相談しながら、動いております。皆様のお力添えもいただけますと幸甚です。

一般社団法人 日本CBRNE学会 理事長 石井 正三

<物資支援>

令和6年2月、日本CBRNE学会・NBCR対策推進機構の団体企業会員様より
医療用・衛生用・防寒用物資を
石川県JMAT(Japan Medical Association Team)調整本部宛支援寄付いただきました。

お問い合わせ

当学会への
メディア出演依頼・講演依頼・講師派遣・研究依頼・BCP対策・商品開発などの
ご相談、お問い合せは、お気楽にこちらからお願いいたします。